「とうたんちがう、パパ!」娘と私のバスタイム
音をテーマに、お話させて頂きます。
嫌いな音は、すぐに浮かびます。
黒板にチョークでギ~とか
考えただけで、背筋がゾクゾクしてきます。
変わったところでは、リンゴの皮をむく時の音が苦手です。
あのシャリシャリいう音。耳栓していても倒れそうになります(笑)
楽器で好きな音は、
寒くなってくると、温もりのあるJAZZギターの音色。
飄々としたクラリネットの音色にも惹かれます。
自然界の音では、川の濁流。通る風。小鳥がピーチクパーチク。
シンシンと降り積もる雪の声。詩的な感じです。
このような模範回答できたら良いのですが、
実際、お金払ってCD買うかと聞かれたら、
買いません。
あ、でも一枚だけ、癒し系のCD持っています。
ポツポツとした雨音から始まり、やがて本格的な雨になり、
山の木々に潤いを与え、そして小さな雫が、川の源流となります。
小川はせせらぎとなり、ゆっくりゆっくりと、
集まりながら山を下っていきます。
そこで小川は小さな動物たちの鳴き声、
小鳥たちの囀り声と出会います。
やがて夜の帳が降り、静寂の中からフクロウがあらわれ、
夜の獣たちが続き、虫たちの鳴き声も聞えてきます。
そしてカエルの合唱が最高潮を迎えます。
私は寝る時、このCDを好んで聴いていました。
バックにはクラシック音楽が流れています。
私は大抵、小鳥たちの囀り声を聞く前に、眠りに落ちてしまいます。
最後まで聴くと、深い感動を覚えます。
川はやがて堂々たる大河となり、バックには荘重な音楽、
スメタナ「モルダウ」を従えて、海へ帰っていくという話になります。
川の一生、自然の循環を垣間見た気分にさせられます。
話を本筋に戻します。「好きな音はなんの音?」
こんなの簡単に回答できます。
2才児の父親になんてこと質問するのですか。
娘の声に決まっています。家でいるとき、ずっと聞こえてきます。
ここからは惚気話をします。
今、一番気に入っている娘の言葉。
先月の話です。
私は娘に「パパ」と呼ばれています。
このままでも構わないのですが…
息子なら考えます。中高生になり、無精ヒゲも生え、
男性ホルモンむんむんの息子に「パパ」と呼ばれるのも何だし。
それより、そう呼ぶ息子が不憫に思えるでしょう。
娘でも息子でも、思春期を迎える頃には、
口利いて貰えないでしょうから、心配しても仕方ないですけど。
そんな事を考えながら、
娘にお父さんという言葉を教えようとしました。
すると娘さん、間髪入れず、
「とうたんちがう、パパ!!」
私は呆気にとられ、涙がジョンジョロリン。
このネタは一度やりました。今回の話と違って良い話です。
よろしかったらお願いします。→ 負うた子に教えられた話
私は呆気にとられました。
娘は、お父さんという言葉知っていました。
伊達に長いこと、保育園には通っていません。
娘が私の世界を知らないように、
私も娘の世界を、全て知ってる訳ではありません。
それが良い事なのか、悪い事なのか分かりません。
私は娘とお風呂に入ります。
一緒に湯船に浸かりながら、お父さんという言葉を教えます。
その都度、娘は間髪入れず、「とうたんちがう、パパ!!」
全力で否定してくれます。
なぜにとうたんが駄目なのかは謎ですが、
私の今一番の楽しみです。
嫌いな音は、すぐに浮かびます。
黒板にチョークでギ~とか
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第1332回「好きな音はなんの音?」
第1514回「家でいるときの音」
考えただけで、背筋がゾクゾクしてきます。
変わったところでは、リンゴの皮をむく時の音が苦手です。
あのシャリシャリいう音。耳栓していても倒れそうになります(笑)
楽器で好きな音は、
寒くなってくると、温もりのあるJAZZギターの音色。
飄々としたクラリネットの音色にも惹かれます。
自然界の音では、川の濁流。通る風。小鳥がピーチクパーチク。
シンシンと降り積もる雪の声。詩的な感じです。
このような模範回答できたら良いのですが、
実際、お金払ってCD買うかと聞かれたら、
買いません。
あ、でも一枚だけ、癒し系のCD持っています。
ポツポツとした雨音から始まり、やがて本格的な雨になり、
山の木々に潤いを与え、そして小さな雫が、川の源流となります。
小川はせせらぎとなり、ゆっくりゆっくりと、
集まりながら山を下っていきます。
そこで小川は小さな動物たちの鳴き声、
小鳥たちの囀り声と出会います。
やがて夜の帳が降り、静寂の中からフクロウがあらわれ、
夜の獣たちが続き、虫たちの鳴き声も聞えてきます。
そしてカエルの合唱が最高潮を迎えます。
私は寝る時、このCDを好んで聴いていました。
バックにはクラシック音楽が流れています。
私は大抵、小鳥たちの囀り声を聞く前に、眠りに落ちてしまいます。
最後まで聴くと、深い感動を覚えます。
川はやがて堂々たる大河となり、バックには荘重な音楽、
スメタナ「モルダウ」を従えて、海へ帰っていくという話になります。
川の一生、自然の循環を垣間見た気分にさせられます。
話を本筋に戻します。「好きな音はなんの音?」
こんなの簡単に回答できます。
2才児の父親になんてこと質問するのですか。
娘の声に決まっています。家でいるとき、ずっと聞こえてきます。
ここからは惚気話をします。
今、一番気に入っている娘の言葉。
先月の話です。
私は娘に「パパ」と呼ばれています。
このままでも構わないのですが…
息子なら考えます。中高生になり、無精ヒゲも生え、
男性ホルモンむんむんの息子に「パパ」と呼ばれるのも何だし。
それより、そう呼ぶ息子が不憫に思えるでしょう。
娘でも息子でも、思春期を迎える頃には、
口利いて貰えないでしょうから、心配しても仕方ないですけど。
そんな事を考えながら、
娘にお父さんという言葉を教えようとしました。
すると娘さん、間髪入れず、
「とうたんちがう、パパ!!」
私は呆気にとられ、涙がジョンジョロリン。
このネタは一度やりました。今回の話と違って良い話です。
よろしかったらお願いします。→ 負うた子に教えられた話
私は呆気にとられました。
娘は、お父さんという言葉知っていました。
伊達に長いこと、保育園には通っていません。
娘が私の世界を知らないように、
私も娘の世界を、全て知ってる訳ではありません。
それが良い事なのか、悪い事なのか分かりません。
私は娘とお風呂に入ります。
一緒に湯船に浸かりながら、お父さんという言葉を教えます。
その都度、娘は間髪入れず、「とうたんちがう、パパ!!」
全力で否定してくれます。
なぜにとうたんが駄目なのかは謎ですが、
私の今一番の楽しみです。
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