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読書家専用バトン

読書家専用バトン
(設問だけお借りして、実際はバトンに繋げていません)


2011/11/21のエントリーに
今回、新たにサムネイル画像を張りました。
関心のある方、画像をクリックしてください☆
新たに、補足説明文を作成しています。
併せてご覧頂けると嬉しいです♪




Q1 思い出せる範囲での一番最初に読んだ本(絵本を除く)
A1 保育園入園祝いに両親から貰った
「エジソン」「野口英世」少年少女講談社文庫。
これは入園式前日、大阪梅田阪急百貨店で買って貰いました。
その時、7階大食堂でクリームソーダを飲んだことまで覚えています。


Q2 なんども読み返した本
A2 谷沢永一「紙つぶて」正・続の単行本を古書で購入。
直後に文庫化された文春文庫、こちらは人名検索がついてたので購入。
後に再版されたPHP文庫版も購入。
ただ自作自注最終版は高額のため買えてません。

紙つぶて



Q3 一番好きな本(単発)
A3 大西巨人「神聖喜劇」光文社
私にとって光文社さんは、大西巨人と岡本綺堂を出版し続ける限り、
評価5割増の出版社です。


Q4 一番好きな本(シリーズ)
A4 池波正太郎「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」シリーズ
「山手樹一郎長編&短編時代小説全集」(春陽堂)全96冊
ジーン・アウル「大地の子エイラ」(エイラ - 地上の旅人)シリーズ


私にとって池波&山手作品は、読書に疲れた時に読む避難所的役割の本です。
エイラシリーズは、初版から25年過ぎても未だに完結しないので挙げました。
早く第6部の邦訳を出してくださーい!!

ikenamisyoutaroubook.jpg 山手樹一郎時代小説全集 ジーン・アウル



Q5 感動した本
A5 長尾三郎「生き仏になった落ちこぼれ―酒井雄哉大阿闍梨の二千日回峰行」
大阿闍梨さま関連の本、は全て目を通すようにしています。


Q6 泣けた本
A6 同上 酒井雄哉大阿闍梨さまが近年、
毎年のように朝日新書を出版されていらっしゃるのを拝見、
まだまだご健在なんだなと嬉しく感じます。


Q7 役に立った本
A7 育児書であげます。
松田道雄「定本育児の百科」
(出産祝いにも最適だと思っています。)
副読本で岡本夏木さんの岩波新書5冊ほど。
どれも娘が病気した時しか繙いてませんが、良書だと思います。


定本 育児の百科 岩波文庫



Q8 正直、微妙だったけど最後まで読んだ本
A8 「青年の環」野間宏
この本は全5巻。1巻あたり900ページあります。
とにかく疲れた記憶しか残ってません。

青年の輪



Q9 序盤で挫折した本
A9 「バッテリー」あさのあつこ
病院で1日検査のある日に持参。1巻途中で心が折れました。
他に読むのがなくて全部読みましたが、病院の帰りにブックオフで処分。
手元にあった時間、24時間以内です。おそらく自身最短記録です。
(ファンの皆様すいません。少年に感情移入できませんでした。)


Q10 友達にすすめたことのある本
A10 「食道楽」村井弦斎 「娘巡礼記」高群逸枝
20代の本好きの女性に、『岩波文庫で女性が主人公の面白い話ないですか?』
と質問されて、この本勧めて大変喜ばれた記憶があります。


Q11 好きな作家
A11 無難にというか定番というか、ドストエフスキー。
私は大学経済学部でしたが、なぜか文学部に入り浸って、
ドストエフスキーについて、論文を提出した経験がある変てこな人物です。


Q12 ミステリー・サスペンスで好きな本
A12 ミステリーはあまり読みません。
ただ、今野敏作品は新刊が出たら図書館で借り、文庫化されたら購入。
今夏、箱から出して数えました。107冊ありました。
一応出版作品全部読んでいます。そのどれかという回答にします。

今野敏作品



Q13 ファンタジーで好きな本
A13 近年読んだ中ではロバート・F・ヤングの未邦訳時間SF『時が新しかったころ』
これは「時の娘・ロマンティック時間SF傑作選」(創元SF文庫)の中の一編です。
この作品はヤングの傑作『たんぽぽ娘』より私は高評価しています。


Q14 日本文学で好きな本
A14 全集であげます。川崎長太郎自選全集 安部公房全作品集
それから未読の富岡多惠子集(高額のため未入手。)
ものすごく読みたい全集です。

安部公房全作品集



Q15 ノンフィクションで好きな本
A15 近年、鹿児島県知覧特攻記念会館へ観光して以後、
光人社NF文庫を50冊以上読み漁ってます。
時事的に新潮社「チェルノブイリ診療気」菅谷昭
新潮社「朽ちていった命―被曝治療83日間の記録」
NHK東海村臨海事故取材班も挙げます。


Q16 映像化された本
A16 パール・バック「大地」と回答したいのですが、映画がいまいち。
 マーガレット・ミッチェル「風と共に去りぬ」にします。


Q17 自分に影響が出た本
A17 囲碁のHowTo本
私の父と義父どちらも囲碁5段。
私はこの2人としか囲碁をしたことがありません。
生涯成績5勝2000敗くらいです。
この頃は囲碁の本で勉強してますので、良い勝負になりつつあります。


Q18 読んだあと、いい気分になった本
A18 一瞬Hな本をあげるのかと焦りました。
ということで、宇能鴻一郎『公衆便所の聖者』をあげます。
これは栗本薫選「いま、危険な愛に目覚めて」(集英社文庫)中の一遍。
いい気分にはなりませんが傑作です。


Q19 夜寝れなくなった本
A19 中学1年の時読んだドルトン・トランボ「ジョニーは戦場へ行った」
これは戦争に行って、両手足、目鼻口耳を失った人の内的独白で構成された小説。
その状態を想像しながら読みました。怖くなって全く眠れませんでした。


Q20 今読んでいる、これから読みたいと思ってる本
A20 リョサのノーベル文学賞のおかげか、
今年、集英社文庫から15年ぶりにラテンアメリカ文学シリーズが再版。
大いに喜んだものの、結局4冊止まり。
残りも買って読みます。全部再版してくださーい!


それから講談社文芸文庫さん、中野重治「甲乙丙丁」
あまりの高額に買うの見送ってしまいました。
今度は買います。そろそろ再版してくださーい!!
探求本リストはまだまだありますが、この辺で。




一応マニアックなB級作品はさけて、
メジャー(名作)な作品をあげるように心がけました。
どれか一つでも今回のバトンを読んでくださった方の
琴線に触れることができたら幸いです。



2012/12/11 以下再更新。
私の蔵書について、1度記事を作成しています。
よろしければ参照お願いします。
1冊本を購入したら、1冊本を処分しなさいと怒られた話(本棚さらします)



『たんぽぽ娘』について。
河出書房新社「奇想コレクション」に入ると言われながら、
全然ラインナップに加わってくれない印象を持っていました。
「ビブリア古書堂の事件手帖3」で取りあげられたようですね。

どのように『たんぽぽ娘』が料理されているのか?
早く2~3巻を読みたいなと思っています^^


大西巨人「神聖喜劇」光文社について。
いつか記事にしたいなって思っています。
(需要ないと思いますが^^)


池波正太郎について。
以前は文庫化された書物、全て買い求めていました。
集大成ともいえる3シリーズだけ残して処分。
池波正太郎氏が、お亡くなりになられた時は、
もう新作が読めないのかと、目の前が真っ暗になりました。

どのシリーズも7~8回は読んでいると思います。
晩年の作品は、池波氏の体調と関係があるのか、
死生観が感じられて、私は寂しくなります。


山手樹一郎について。
現在2周目。私の寿命が尽きるまでに、
3周したいなと思っています。


ジーン・アウル「大地の子エイラ」
(エイラ - 地上の旅人)シリーズについて。
いつか記事にしたいなって思っています。
(需要ないと思いますが^^)


安部公房について。
私の世代では中3~高1くらいにかけて
大江健三郎、安部公房、開高健と出会うのが、
一般的だったような気がします。

その中で全ての作品に目を通したいと思ったのが安部公房でした。
(初期から中期までの作品です。全集は欲しいとは思っていません)


今野敏について。
現在、とても売れている作家です。
どの本から読めばよいのか?
入門記事を作ってもいいかなと思っています。





R*H ブログ 管理者:紅ひまさん
爆心地 管理者:小心者またはチキンさん
バトンに応じられています。
また、このバトンに応じられたい方も該当記事より応じることが可能です。
よろしかったら参照お願いします。ありがとうございました。



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第38回「お勧めの本」を教えてください




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by R*H ブログ on 2012/03/31 at 20:20:40

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コメント
72:No title by ささふね on 2011/11/21 at 23:55:04

メジャー(名作)な作品と仰っても……
私が読んだことあるのはあさのあつことドストエフスキーだけです///
しかもあさのさんは、ダメだった作品の項目ですものね><
うーん。ドストエフスキーは「罪と罰」は読みました。一番読みやすい気がします。カラマーゾフの兄弟は、名前が見分けられなくってちんぷんかんぷんになっちゃいました(苦笑)
ロシア人の作家さんは名前が難しい!!
文学全集のショーロホフとソルジェニツィンの巻は、登場人物が少ないせいか興味深く読めたのですが……
あ、あと「風とともに去りぬ」、あれはすごい!
全くもって恵まれた環境に育った所謂「ゆとり世代」な僕なので、スカーレットの志は胸に響きます。
絶対に二度とひもじい思いはしないという裂帛の決意と、それに基づく何たる努力!ただ究極的には、幸せはそこに依存しないが故の悲劇!!
いろいろ考えさせられますね……

挙げて頂いた本に挑戦したら確実に読書範囲が広がりそうなので、読みやすそうな本にはトライしてみたいと思います^^

80:Re: No title by パンとぶどう酒 on 2011/11/24 at 18:58:11

ささふねさんには恐れ入ります。
いきなり露文学にかぶりつかれてこられましね。
ドストエフスキーとトルストイは別格としましても
チェーホフやツルゲーネフじゃなく、
ショーロホフとソルジェニツィンを読まれたところに
ささふねさんの育ちの良さが現れているように感じました。

ささふねさんの「メリーポピンズ」へのコメントによりますと、
漫画を読み出したのは高校生になってから、映画を観だしたのは
社会人になってから、子供の頃の娯楽といえば少年少女文学全集
だったんですよね。素晴らしい家庭環境だと私は思いますよ。

例えば秋篠宮紀子さま、彼女の実家にはTVがなかったというのを
私は非常に印象深く記憶しています。ささふねさんも
似たような環境でお育ちになったのかなと想像しています。

ショーロホフとソルジェニツィンについてはどちらも
ノーベル文学賞取ってますからビッグネームには違いはないのですけど、
それでも二人ともあまり読まれてないような気がしましたもので。
話が脱線して申し訳ありません。

ただ日本文学を遡っていきますと、近代日本文学が
もっとも影響を受けた露文学に辿りつくのは必然のように
も私は思います。

私は哲学書を読むくらいならロシアの作家の本を読んでいたい
気持ちが強かったですね。厳しい風土が生み出した物語の中の思想。
また西洋へのコンプレックス。日本人には共感しやすい話が多いです。


>あ、あと「風とともに去りぬ」、あれはすごい!
全くもって恵まれた環境に育った所謂「ゆとり世代」な僕なので、
スカーレットの志は胸に響きます。

=激熱コメント、恐れ入谷の鬼子母神でございます。
「風とともに去りぬ」読まれたんですか!!!
私はこの本、阪神大震災の時、図書館へ避難しておりまして
時間だけはたっぷりあったので、図書館で借りて、
「風とともに去りぬ」を読んだ記憶があります。
そうでなかったらおそらく一生読まなかったでしょう。
男性で「風と共に去りぬ」読まれた方と出会うのは
ささふねさんが初めてです。内容は恋愛小説ですものね。
それでもこの本、目からウロコが落ちるくらい
滅茶苦茶面白かったですよね~!!!

82:そうそう! by ささふね on 2011/11/25 at 01:46:20

ツルゲーネフと言えば「はつこい」の衝撃!
あれは青少年にはとてもとてもおススメできないですよね///

「恐れ入谷の鬼子母神」って初めて聞きましたよ~!
女性を褒めたたえる四字熟語の更新もとても興味深かったですが、語彙が増えちゃいますね^^
恋バナは海を越えても時代を越えても何でも大好きです。
万葉集とかも不思議と恋の歌だけはぴーんって分かるんですよね(笑)

そんな育ちよくないです。
単に恐ろしく怖い母親だっただけですよ!
会社でクレームとか受けても全然怖くないのは、そのおかげだと思っています。未だに母親以上に怖い、面倒くさい人物には会ったことがありませんものw

84:Re: そうそう! by パンとぶどう酒 on 2011/11/26 at 01:39:02

> ツルゲーネフと言えば「はつこい」の衝撃!
あれは青少年にはとてもとてもおススメできないですよね

=私が「初恋」読んだのは多分20歳前後。
ささふねさんはもっとお若い時に読まれたのでしょうね。
私は衝撃受けた記憶がないんですが…
主人公に対しては高飛車な女性が主人公の父に対しては
従順に服従する描写とかに衝撃受けたのでしょうか?
とにかく感じることができたのは羨ましいです。

私は恋愛小説は殆ど読まない分野でして、
かろうじて倒錯系の恋愛物なら食指が伸びる程度です。
例えば「赤い航路」パスカル・ブルックナーとか
日本人なら谷崎潤一郎は大半読んでます。

> 「恐れ入谷の鬼子母神」って初めて聞きましたよ~!

=これはバナナの叩き売りの文句みたいなもので、
映画だと「男はつらいよ」シリーズでたまにでる台詞ですし、
時代小説で庶民の台詞としても出てきます。
落語の本とかでもよく出てくるフレーズです。
落語の本も私は好きですね。

ささふねさん、いつも激熱コメントありがとうございます。
私は自分の記事作ってる時よりも、ささふねさんに返コメ
打ってる時の方が、集中力増してるような気がします。
どうも失礼しました。



88:こんにちは by 真雪 on 2011/11/26 at 12:42:43 (コメント編集)

パンとぶどう酒さん、読書家でいらっしゃいますね!

入園前の記憶が鮮明に残っていらっしゃるとは、
うらやましいです。
入園のお祝いに「エジソン」と「野口英世」を下さるご両親様。
幼いパンとぶどう酒さんへのお気持ちを拝察いたしました。
そして、クリームソーダのエピソードがとても温かく感じられました。

お嬢さまの記憶に残る、『一番最初に読んだ本』は何になるでしょうか?
この質問、小学生に聞いてみたい質問だと思いました。

『序盤で挫折した本』に「バッテリー」の名前が!
この本は児童文学にカテゴライズされると思いますが、
確かに主人公の少年が独特でした。
私は、主人公を取り巻く子どもたちの心理的葛藤が興味深かった本、
と記憶しております。

「ジョニーは戦場へ行った」、
私は高校生の時に映画で見ましたが、
あまりに衝撃的な内容でトラウマになってしまいました。
原作があったのですね…
文章では描写がきっともっと細かいでしょうから、
想像するだけで私も眠れなくなりそうです。

97:Re: こんにちは by パンとぶどう酒 on 2011/11/27 at 18:34:19

真雪さん、コメントありがとうございます。
絵本・児童書カテゴリー、また図書館ボラで普段から子供たちに
読み聞かせをされてる方に訪問して頂けるだけで光栄に感じます。
私は読書はそれなりにはやってきているように思ってますが、
大人をやってる期間が長い分、絵本や児童書には疎くて、
絵本や児童書に精通されている真雪さんのブログを拝見しては、
娘と図書館へ行く時の参考にさせて頂いてます。
日々教えられる毎日です。


>入園のお祝いに「エジソン」と「野口英世」を下さるご両親様。
幼いパンとぶどう酒さんへのお気持ちを拝察いたしました。


=私が子供の頃は野口英世の伝記は読書の定番だった記憶があります。
近年はお札にはなりましたが、あまり読まれなくなりましたね。

福岡伸一「生物と無生物のあいだ」講談社現代新書
賞をいくつも取ったベストセラー新書ですので読まれた方も
多いと思いますが、野口英世について興味深いことが
載っていますので、ここで挙げさせて頂きます。


>クリームソーダのエピソードがとても温かく感じられました。


=私が子供の頃は、家族でデパートへ出かけて大食堂で食事をする、
というのが一般的だったように思います。
例えば小学校の運動会の前日、デパートへ出かけて、運動靴を買って貰い
やはり大食堂でクリームソーダを飲んだ記憶があります。
お正月に着る服も年末、やはりデパートで買って貰い、
思い出はクリームソーダと共にあります。
全部クリームソーダなんですよ(笑)


>お嬢さまの記憶に残る、『一番最初に読んだ本』は何になるでしょうか?
この質問、小学生に聞いてみたい質問だと思いました。


=一緒に絵本を「見た」ではなく「読んだ」でお応えさせて頂きます。
絵本は生後半年くらいから図書館を活用して月に10~20冊のペースで
娘に与えています(その中で特に気に入ったのは購入という形です)

絵本に関する参考文献は私の読み漁った感じでは、
平凡社が一番信頼が置けると思っています。

別冊太陽では「絵本の作家たち」シリーズ、「海外の絵本作家たち」
「人生ではじめて出会う絵本100」など。後、平凡社新書でも何点か
参考文献にしています。
その他の出版社では中央公論社「私が1ばん好きな絵本」シリーズ
青土社のユリイカ増刊総特集「絵本の世界」
共同通信社「親子で読みたい絵本300」などです。

色々私が活用している参考文献を挙げましたが、結局のところ、
娘が気に入っている絵本はアマゾンレビューの人気順、または
巨大絵本レビューサイトの人気ランキング通り。
どちらも育児の最前線で頑張っていらっしゃる母親のつける
順位通りの結果になっているように感じます。

娘の記憶に残る絵本は、定番で申し訳ないのですが、
「おつきさまこんばんは」になります。
当ブログでも1度取り挙げているのですが、
今でも読んで欲しい時は持って来ます。
しっかりと物語として認識しているようです。

それ以外、名作で挙げますと「がたんごとん」は物語より
語感を楽しんで一人でガタンゴトン喋っていたり、
「金魚がにげた」の場合、逆に金魚どこ?って質問してきたり、
ゲーム感覚です。ただ「おつきさまこんばんは」だけは
別格で、物語を楽しみたい時だけ持ってくるように感じてます。

参考までに、私は両親から本を読んで貰った記憶がありません。
両親に確認したら、両親も絵本を読んであげた記憶が全くないと言われました。
いつの間にか文字を覚えて、勝手に読書してるから
育児が楽だったと言われてます。

ただ、文字だけはトイレや風呂場など到る所に貼って、
覚えれるようにはしたと聞いてます。
両親は共働きでしたし、父親も休日は読書ばかりしてる親でしたので、
父親に構って貰いたくて文字を覚えて、父親の真似をして
本を読むようになったのかなと自己分析しています。

娘が絵本を読む時は、夕食お風呂が済んでから寝るまでの間です。
玩具(所謂完成されてない玩具、ママゴトセット、レゴなどわすか
しか与えていません)ディズニーDVD。これらとの競合になります。
毎晩、娘がどれを持ってくるのか少し楽しみでもあります。
(特に絵本を読ませたいと思ってる訳でもありません)

「バッテリー」につきましては
私も少年時代を1度は経験してる訳で、
(少年野球チームにも所属していました)
その時の記憶、感情と照らし合わせて
ズレる感覚が大変大きかった作品です。
あさのあつこさん(女性)にはこの感覚が
分からないのかなという感想を持ちました。

私は児童書でも文庫化された作品には食指が動きます。
今買っているのは香月日輪「妖怪アパートの幽雅な日常」
現在出版されている6巻まで持っています。
1巻が出た時点で文庫買って読み、面白かったので
図書館で、残り9冊借りて半日かけて全巻読みました。
話はまだ覚えているのですが、
文庫化される度に購入して再読しています。

高田郁「みをつくし料理帖」現在6巻
(これは児童書じゃないような)
も発売される度に購入して読んでいます。
まだ挙げれますが割愛します。

そういえば本バトンで取り挙げた「エイラシリーズ」
これは児童書です。初読は高校図書館。
卒業後、出版されている巻まで全巻購入。
阪神大震災で1度処分せざるを得なかったのですが、
その年のクリスマスに紀伊国屋書店へ行って第4部まで
自分へのクリスマスプレゼントに買い戻しました。
近年、出版社が変わって新刊5部が発売。
また第1部から別の出版社で買い直しています。
現在、第6部は出る気配が全然ない状況です。

この作品、あらすじは置いときまして、
性描写がえんえんと続く場面が多々あります。
紀伊国屋書店で買い戻す時、児童書なのを知ってびっくり。
何かの間違いかと思い他の大型書店を回ると、
小学校高学年向きのコーナーにエイラシリーズがあり、
さらに驚かされた経験があります。

真雪さんは「ビブリア古書堂の事件手帖2」のレビュー(感想)
まもなくされるご様子。拝見できる日を楽しみにしています。
どうもありがとうございました。

3041:No title by おうどん on 2012/12/11 at 21:03:16

ジョニーは戦場へ行ったを見てみたいと同時に、

見たくないという気持ちも出てきました(汗

想像してみると恐ろしいですね。何も聞こえない、見えない、

臭いもわからない、辛くてもなくこともできないし、体で伝え

ることもできないんですね。やっぱ戦争はだめだ!

すみませんちょっとそれました・・・。

3043:こんばんば~、お酒さん by ひーちゃん、不滅の14歳 on 2012/12/12 at 00:32:33

バトン?

バトンって、何?

チャっピーの、アレ?

お酒さん、スゴイのねぇ~

マジ、読書家だねぇ~

ひーちゃん、池波さんしか知らないYO~

知ってても、呼んだことが、いえ、読んだ事がないYO~

しかも、梅安どのしか読んで無いYO~♪

湯豆腐、美味しそうだったなぁ~♪

荒野の果てになぁ~

ひーちゃんも、こう言うのやろうかなぁ?

ん?やったかな?かな?


お酒さん、今回も、色々とありがとう♪

また、悩んだら、相談しますYO~♪

お酒さん、大好きだYO~♪


あ~、ブログで書きにくいからここで書いちゃうYO~

14歳の、楳図さんの書き下ろしカラーだけどぉ

残念でしたぁ~

こう言うのは、今は「丸尾さんの独壇場です」な感じの書き下ろしでしたぁ~

おしまい♪

3045:おうどんさん★ひーちゃん、不滅の14歳さんへ by パンとぶどう酒 on 2012/12/12 at 11:24:54

★おうどんさんへの返信です★
「ジョニーは戦場へ行った」
小説は図書館か、ブックオフで105円で探せば見つかると思います。
映画もレンタルDVDであると思います。

5感がなくなれば、自分が起きているのか寝ているのか
分からなくなるかもしれませんよね。

> 体で伝えることもできないんですね。

= 少しだけネタバレ
クリスマスの日に、他者と意思の疎通がはかれるようになります。
戦争についても色々と思いを馳せるでしょう。
いつか読んでみられることをお勧めします☆
コメントどうもありがとうございました。



★ひーちゃん、不滅の14歳さんへの返信です★
> バトンって、何? チャっピーの、アレ?

= コメットさんのアレだYO~☆
ちなみに我が家にバトン2本あるYO~☆
プリキュアのバトンかな?かな?
娘が振り回してるのな~☆

> しかも、梅安どのしか読んで無いYO~♪
湯豆腐、美味しそうだったなぁ~♪

= 池波さんの本読んでると、和食が食べたくなるよね~☆
ひーちゃんなら仕掛人になれると思うのね~☆

> ひーちゃんも、こう言うのやろうかなぁ?

= ひーちゃん、どのバトンやっても回答が同じような気がします。
A1.Πであ~る。 A2.きししっ
とっても個性的なバトンになりそう。いいかも~♪

> お酒さん、大好きだYO~♪

= え~公衆の面前で、
愛の大告白されたら恥ずかしいYO~(*´ェ`*)ポッ

> 14歳の、楳図さんの書き下ろしカラーだけどぉ
残念でしたぁ~

= 楳図さんも時代の波に乗れなくなってきたのかもしれませんね。
新作は常に読みたいとは思うけど…
楳図さんのマンガ、大半を手放そうかと考えています。
「おろち」は残します^^

> 今は「丸尾さんの独壇場です」

= 現在もっとも油が乗っているのが丸尾さんなんですね♪
コメントどうもありがとうございました。


3055:No title by 紅ひま on 2012/12/14 at 20:21:41

わぁ!! 私のバトンを紹介していただいてる!!
ありがとうございます。恐縮すぎますー。

紹介されている本の中で、唯一知っているのは
「ジョニーは戦場へ行った」でした。
私が知っているのは、この本の一部だけ(教科書かな)ですが
あまりに恐ろしすぎて強烈な印象が残っています。

「みをつくし料理帖」は、この前、ドラマになっていましたね。
うちの同僚は原作の大ファンですがドラマは賛否両論でした。
パンとぶどう酒さんは、どうでしたか?
私は原作を読んでいませんが、ドラマだけ見ました。
私には面白かったです。

3060:紅ひまさんへ by パンとぶどう酒 on 2012/12/15 at 11:19:56

★紅ひまさんへの返信です★
> わぁ!! 私のバトンを紹介していただいてる!!
ありがとうございます。恐縮すぎますー。

= 今頃、何をおっしゃるんですかっ(笑)
TB返しする時、コメントするのを忘れていましたね^^

「みをつくし料理帖」について。
ドラマ化されたの知らなかったです。
知っていたら観たと思うのに残念です。
作家の高田郁さんは私と出身が同じなんですよね~☆
元々は少女マンガの原作者。年齢は50代の女性だと思います。
物語は着地点をある程度、決めて作られているそうです。
(落ち着いた文体だと感じました。)

内容は少女マンガ的な都合の良い展開が見られます。
ライトノベルに近い感覚の小説だと思います。
時代小説好きな人にはお勧めできませんが、
時代小説入門にはいいかもしれないと思っています。

私は「みをつくし料理帖」の世界観が好きなので読んでます^^
(結局はこれが一番大事ですよね^^)

池波正太郎を筆頭に食べ物の描写に長けてる作家、大好きです。
実際に作って食べてみたくなりますよね。
「みをつくし料理帖」もそうですし、
香月日輪「妖怪アパートの幽雅な日常」も同様。
「食道楽」村井弦斎は新聞小説でしたが、
600種以上の四季折々の料理や食材の話題が積み込まれた
明治時代、もっとも読まれた小説です。

料理について描かれた小説、
紅ひまさんにとって旬じゃないでしょうか^^
コメントどうもありがとうございました。


3073:No title by 高月美舞 on 2012/12/18 at 01:12:16 (コメント編集)

こんばんは~。
まず本の状態の良さに驚きました。
読まない綺麗さじゃなくて、読んだ上での綺麗さ。
本物の読書家さんですねぇ。
大事な本にも拘らず、折ったり墨までこぼしたり
家の本たちに申し訳なく思った次第です…orz

趣向が異なるので(というか私が偏りすぎだorz)
ほぼ読んだことがないのですが、
どれも面白そうですね^^
「食道楽」村井弦斎 「娘巡礼記」高群逸枝
はまず読んでみようと思います♪

…いや、ノンフィクションも捨てがたいなぁ…。

3082:高月美舞さんへ by パンとぶどう酒 on 2012/12/18 at 14:54:29

★高月美舞さんへの返信です★
> まず本の状態の良さに驚きました。

= 長年、古本屋巡りをしていたせいでしょうか^^
本に書き込みをしたり、折ったりはしませんが
付箋をばんばん貼って読んでます♪

「食道楽」村井弦斎について。
明治20~30年代の文壇の代表は
尾崎紅葉、幸田露伴、坪内逍遥、森鴎外。
本の売れ行きから見れば4人合わせても
村井弦斎の数分の1に過ぎなかったそうです。
村井弦斎は明治時代、大衆に支持された作家です。
「食道楽」は新聞小説です。
短いセンテンスの中に山あり谷ありの物語、
私はものすごく楽しめました。お勧めです!!


「娘巡礼記」高群逸枝
これも新聞に連載されたルポタージュ文学作品です。
大正7年、24歳の娘さんが恋愛問題に悩み、
煩悩から解脱するために四国八十八ヶ所巡りをする話です。
(当時は女性の旅行が好奇の目で見られた時代です。)
面白いのがこの娘さん、育ちがいいのか
能天気な資質を持っていました。
とってものびのびとした素直な感性の女性でした。
また彼女の父は漢学者。その影響で
彼女自身も深い漢学の素養を持っていました。
それらがミックスされて
何ともいえない素晴らしい文章になっています。
大人気連載になるわけです^^お勧めです♪
コメントどうもありがとうございます。


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