幼児期が子供にとって敗北の歴史であってはならない話

「コーテルイーガー!!」「ソーハンダイ!!」
王将へ行くと店員の威勢の良い声が響いてきます。
今日は久しぶりに娘たちを外食に連れ出しています☆
子供が1人だと、たいていのファミレスには連れて行けます。
子供が3人になると、行ける店が限られてきます。
王将とスシローくらいでしょうか。
それもできるだけ人の少ない時間帯に限られます。
子供が騒ぐ。それを親が叱る。
傍の人にとっては迷惑なことでしょう。
内心、苦々しく思っていらっしゃる方も多いでしょうね。
公共の場所で叱られる。それは子供にとってもイヤでしょう。
公共の場所での子供の態度、
それは家庭での生活そのものを表しているように思います。
我が物顔な態度、気ままな行動、傍若無人に振舞う。
それは自由とは言いません。
自由に振舞う。そこには常に責任が伴います。
社会の規範を覚える必要があります。マナーを守る必要があります。
それを子供に教えるのは親の義務。
身体が美しいと書いて「
礼儀を学ぶことはとっても大切なことでしょう。
そして、それは父性の役割、そのように私は思っています。

しつけは元々、仏教用語の
「躾」という漢字は武家用語として生まれました。
主に礼儀作法を意味します。
裁縫(和裁)用語に「仕付け」という言葉があります。
真直ぐに縫えるように、「あらかじめ目安になるような縫い取り」をしておくこと。
それに沿って縫っていくことを仕付けと言います。
先人たちの知恵、含蓄のある言葉だなぁと感じます。
私は娘と相対しながら、これは「しつけ」じゃなくて「押し付け」じゃないか?
心の中で自問自答することがよくあります。
力のない子供はあらゆる面で親に及びません。
「しつけ」と称した親からの一方的な理不尽な扱いへの抗弁もできないでしょう。
私は「帰る時間が来た!」と何度言っても聞かない娘を、
抱っこしてして連れ帰ったことがあります。
娘は数え切れないほど、私の胸で泣いたでしょうか。
子供にとって、「しつけ」とは敗北の歴史なのかもしれません。
私は娘が1才の時、話すことを教えました。
私は娘が1才の時、歩くことを教えました。
私は娘が2才の時、話してはいけないことを教えました。
私は娘が2才の時、歩いてはいけないことを教えました。
2つの相反することを教える必要がありました。
裁縫(和裁)用語「仕付け」
仕付けは、仕付け糸をとって初めて完了と言えるでしょう。
娘は社会について学び、
いずれ独力で歩いて行かなければなりません。
その時、自己への尊厳や誇り何よりも大切になってきます。
子供にとって、「しつけ」が敗北の歴史であってはなりません。
私の信念はブレていないか?
私の態度は一貫しているのか?
日々、自問自答を繰り返してはため息をついています。

仕付け糸を外して初めて育児完了。
昔の人は、しつけの意味を身体で知っていたのでしょうね。
私は子供の頃から、裁縫が大の苦手。
なみ縫いすら、まともにできないでしょう。
(まつり縫いって、どんな縫い方?)
裁縫しっかり勉強しとけばよかったなぁ…
今、家に必要のなくなった布オムツが沢山あります。
これを全て雑巾に縫い上げることができたら、
「しつけ」について、何か分かるのかなぁ…
でも雑巾作るのに仮縫いするのも何だしなぁ…
公共の場所で感じた反省点、
普段の生活の中で生かしていくつもりです。
1歩ずつ階段を登っていきたいです♪
今回、私の横に座っている5才の娘さん、
写真に撮られるのが恥ずかしいみたいでした。
カメラを向けるたびに顔を隠します(笑)
この日は1枚も写りませんでした。色んな時期があるんですね~☆

帰り道、火事と遭遇。
工場から立ち昇るモクモクとした黒煙、
また大きな炎が見えました。
(写真は撮らなかったです)
消防車が到着するまで(約5分ほど)
100Mほど離れた高台に車を停めて、
火事を子供たちに見せました。
色々と感じることがあったようで、
火事の恐ろしさについて
子供同士で話し合っていました。
火の元には気をつけたいですよね。
PS. なみ縫いの漢字表記、
「波縫い」 「並縫い」
悩んでひらがなにしました。
王将(中国語講座)
コーテルは餃子。ソーハンは炒飯。ガーは個。ダイは大。
1(イー)、2(リャン)、3(サン)、4(スー)、5(ウー)
コーテルイーガーは、餃子1人前。
ソーハンダイは、炒飯(大)
王将に通っているうちに覚えたのね~☆
おちまい ((^┰^))ゞ キシシっ
- 関連記事
-
- 大型公園で撮った娘3人輝きの30枚 Part-2
- 大型公園で撮った娘3人輝きの30枚 Part-1
- 幼児期が子供にとって敗北の歴史であってはならない話
- 3才の娘、クツのサイズが14cmになったよ! 長かった…d(⌒o⌒)bランラン
- 風呂場で変顔!?(ぶさいくな娘たち)