かもつれっしゃのうた
「かもつれっしゃのうた」1961年
作詞:香山美子 作曲:湯山昭
列車や動物の映像、また擬音語が、
娘にはたまらないようです。
長い間、娘を膝に乗せて歌ってきました。
だだだん、だだだん、だだだんだん♪
かも~つれっしゃが、はし~る、はしる♪
娘は、朝8時半に家を出ます。
18時半に帰宅するまで、駅前の小さな保育園で過ごします。
保育園には運動場がありません。
大きいクラスの子供たちは、
週3回、近くの保育園の運動場へ遊びに行きます。
小さいクラスの子供たちは、
午前中1時間程、駅前の小さな公園で遊びます。
娘は電車が大好きす。
砂場で遊んでいる最中、踏切音が聞こえてくると、
急いで線路の方へ向かいます。
そして、電車が通り過ぎるまで「ばいば~い」
手を振っているそうです。
娘と電車に乗ります。
娘は、電車から降りた時、
動き出した電車に向かって手を振ります。
最後尾の車掌さんが、笑顔で手を振り返してくれます。
娘は大喜びで「ばいば~い」
電車が見えなくなるまで手を振り続けます。
娘は、電車に向って、
今日も「ばいばい」いっぱいしたのでしょう。
娘は、電車に向って、
明日も「ばいばい」いっぱいするのでしょう。
私は、娘を膝に乗せて歌います。
「だだだん、だだだん、だだだんだん♪」
「かも~つれっしゃが、はし~る、はしる♪」
今日も明日も明後日も。
香山美子氏は他に「げんこつやまのたぬきさん」
「おはなしゆびさん」「おべんとうばこのうた」
「いとまきのうた」など作詞された詩人、
絵本作家、児童文学作家です。
湯山昭氏は他の作品に「おはなしゆびさん」
「あめふりくまのこ」があります。
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