子育てカテゴリーと絵本カテゴリーの交流について。図書館を舞台にして語ります。

今回は自宅から徒歩5分の距離にある図書館。
こちらを舞台にして、2才11ヶ月の娘の画像と共に
色々とお話させて頂きます。
まず最初に、図書館まで徒歩5分圏内。
これは私が住居を決める上で、
図書館までの距離を重要視していることの現れです。
私は阪神大震災を経験しています。
長期間の避難所、仮設住宅生活を強いられました。
その時の経験から、
もっとも快適に過ごせる避難所はどこか?
図書館だと結論付けています。
もしもの災害時、私は娘を連れて図書館へ駆け込むつもりです。
なお避難する場所は、本の閲覧室ではありません。
多目的ルームなどになります。
(真冬に底冷えのキツい学校体育館は辛いものがあります)

娘はママと2週間に1度、私とも2週間に1度、
つまりは毎週、図書館へ通っています。
自宅には図書館で借りた絵本が、
多いときには20冊近くある形になります。
図書館で借りた絵本は、
娘の本棚へ並べるようにしています。
そこで他の玩具やDVDと同じように
娘が持って来た時、遊ぶ(読む)形を取っています。
娘にとっては、絵本より、玩具やDVDの方が魅力的です。
それを絵本の新着回転数の早さで補う形です。
娘が絵本を持って来る確率も3割以上あります。
今月(6月)は娘の気分転換月間です。
夜21時過ぎ、普段はママが洗い物担当。
私が洗濯物たたむ係り。それを交代しています。
これが娘には嬉しいようです。
洗濯物を畳んでいるママの横で
お手伝いをしたり ← 迷惑行為(笑)
絵本を開いていることが多々あります。
私が洗濯物を畳んでいると、違う遊びを嗾けてきます。
読み聞かせは、やはり母親に分があるのでしょうか…
それとも単に私の読み聞かせが下手なだけ…(爆)
図書館等で読み聞かせをしておりますと、
時々参加者のお母様から「上手に読めないのですが…」と
お悩み相談(?)を頂く事があります。
が! 全くご心配はいりません!
子どもはお父さんお母さんに読んで貰うのが世界で一番好きです。
おじいちゃんおばあちゃん、お兄ちゃんお姉ちゃん、
親戚のおじちゃんおばちゃんに読んで貰うのも大好きです。
ご家庭では、お膝に抱っこされて、
好きなページを何回でも繰り返し読んで貰う事ができますから、
子どもにとっては一番幸せですよね。
月夜の青猫絵本箱 管理者:真雪さん コメントレスより引用

図書館では、もうずっと図鑑を好んで見ています。
大きな図鑑を書架から選んで持ってくる姿は
微笑ましいものがあります。
今、娘が見ている図鑑は昆虫の糞の図鑑。
フンコロガシの名前を教えましたが、
実物を見る機会はそうないでしょうね(笑)

隣では小2のお姉ちゃんも読書中♪
公園と違って図書館では、落ち着きが出てきています。
背筋がシャンと伸びていないのは、
親の生活態度、そのままです(爆)
今後の私の課題です。

1才の頃から大好きだったフェルトの絵本。
時計のページを楽しみながら、
お姉ちゃんが読んでくれるフェルトの紙芝居も鑑賞中。

絵本の選び方について。
10冊のうち、3~4冊は予約取り置き。
残りを娘に選ばせる形を取っています。
何度も同じ絵本を借りたがる場合は購入も検討します。
月夜の青猫絵本箱 管理者:真雪さん
予約の絵本については、
真雪さんの記事を参考にさせて頂いています。
真雪さんはFC2絵本カテゴリーに所属されるブロガーです。
小学校の様々な学年の教室、またはイベント会場などで
本の読み聞かせをされている図書ボランティアの方です。
弓道の有段者でもあり、
子供や絵本に対する溢れんばかりの愛情だけでなく
様々な深い知恵を有する方です。
またドールや写真、ムーミンなどのサイトも開設しています。

私はブログを始めた当初、1つの目標がありました。
1人、絵本に造詣の深い方と親しくお付き合いさせて頂く。
連日、絵本ブログを回り、私と娘の感性に響く方を探しました。
そこで出会った方が真雪さんです。
連日押しかけ、親しくなってもらえることに成功☆
記事を参考にさせて頂くだけでなく、
私が質問すれば、娘が好みそうな絵本を
細かいニーズに合わせてたくさん紹介してくださいます。
こんにちは。
おはなし会では「ウオーリーをさがせ!」のような
本格的な絵探し絵本を開く事は余りありませんし、
私も詳しくないのですが、宜しいでしょうか?
「きんぎょがにげた」と同じ作者の五味太郎さんの
「かくしたのだあれ」と「たべたのだあれ」はとても人気があります。
小さい子は少し考える事ができますし、
大きい子は「これ!」と瞬間的に見つけるのが楽しいようです。
「うずらちゃんのかくれんぼ」のようにストーリー性のある絵本ですと、
「みんなみーつけた」(福音館書店)は如何でしょう?
やまわきゆりこさんの絵ですので親しみやすいです。
「やさいのおなか」(福音館書店)は
カットした野菜のシルエットを見て何の野菜か当てる絵本です。
絵探しではありませんが、このシリーズも面白いです。
少々方向性は異なりますが、
「だるまちゃんとてんぐちゃん」(福音館書店)と
「カラスのぱんやさん」(偕成社)。
「だるまちゃん」は答えが出た後に
一ページ戻して見返すと楽しいと思います。
どちらも細かい絵がたくさん書かれていますから、
ご家庭で親子一緒に読むのに向いていると思います。
(おはなし会でも定番絵本ですが…)
年少さん以下の年齢でしたら、ここまでがお勧めです。
少し大きいお子さん向け(年中以上)なら、
「もりのかくれんぼう」(偕成社)。
林明子さんの絵です。
小学生~大人向けなら、
「もりのえほん」(福音館書店)。
安野光雅さんの絵で、私には難しいレベルです…
今パッと思いつくのはこの位でしょうか。
有名な絵本ばかりですので、
既にご存じでしたら申し訳ありません。
それから、一応ご参考までに年齢を書きましたが、
お子さん一人一人で興味の持ち方は異なりますので、
あくまでも参考とお考え下さいね。
月夜の青猫絵本箱 管理者:真雪さん コメントレスより引用
また、真雪さんより絵本の選び方も教わっています。
「声に出して読んでみて、リズムが合うかどうか?」
実際、とても役立つ実践的なアドバイスでした。
この言いつけを守って絵本を選ぶようにしています☆
岩波茂雄を感激させたもののうち
最も強い力をもったのは、一読者からの葉書の中の
「わが生涯の教養を岩波文庫に託す」という一句であった。
「岩波文庫の80年」岩波文庫P412より引用
我が家の場合、さしずめ
「わが娘の幼児期の教養を真雪さんに託す!」
といった塩梅でしょうか♪

私が何も考えなければ、(極論ですが)
福音館書店の絵本ばかり、買い与えていたでしょう。
また児童文学の世界で、もっとも豊かで
深い森と言われているのがイギリス児童文学です。
小学生になればイギリス児童文学全集などを
買い与えていたような気がします。
例えば「スイミー」という名作絵本があります。
これは子供は子供なりに、大人は大人なりに、
深く楽しめる素晴らしい絵本だと思っています。
私は作家、レオ・レオニを
娘に好きになってほしいと思っています。
ただ動機がずれているんですよね。
本に対してアンテナを張られている方は、
「平行植物」を読んでいらっしゃると思います。
大人になってからも楽しめるという意味で
レオ・レオニの絵本を買い与えてしまうんですよね。

また私は小2のお姉ちゃんに
「おにごっこ物語」マルセル・エーメ
岩波少年文庫を用意しています。
大人の読者には「壁抜け男」「二つの顔」でお馴染みですよね。
大人になってからも楽しめるという点で
マルセル・エイメをの本を買い与えてしまうんですね。
視点がずれているんです。大人目線なんですね。
私の本に対する知識は偏っています。
大半が古書店の店主に教わった知識です。
古ぼけた知識と言えるでしょう。
絵本を選ぶポイントとして、
やはり第一線で活躍されている方の経験は欠かせません。
私の足りない分を補完してくださる方、それが真雪さんです。
絵本カテゴリーを回っていた時に感じたことがあります。
子育てカテゴリーの方のコメントをあまり見かけない。
「モチはモチ屋に」ということわざもあります。
子育てカテゴリーの方はもっと積極的に
絵本カテゴリーの方と交流されてもよいのでは?
そのように感じていました。
もちろん有名絵本サイトやレビューを読めば、
それで事足りるという方もいらっしゃると思います。
私は自分の感性に合った方、そして柔軟性に富んだ
生の声を聞きたい気持ちが強いです。
画像にマウスを合わせてください☆

図書館の素晴らしい点は、
家では購入の難しい大型絵本が楽しめること。
ボランティアの方が作成された
フェルト絵本や紙芝居を楽しめること。
高額な図鑑を楽しめること。
他のお子さんから多くの刺激が得られること。
子供にとっても大人にとっても、メリットは沢山あります。
私は子供の頃から図書館通いを続けてきました。
読書のリズムが完全に出来上がったのは
高校生になってからだと思います。
当時から子供が生まれるまで、
平日(月~金)はだいたい日に2冊。
(通勤や昼休みに1冊。帰宅して1冊)
もちろん評論集や学術書の場合、ペースは落ちます。
1冊読むのに1日費やす時もあります。
逆に新書やシリーズ小説になると、
日に5~6冊は可能でしょう。
週末は書店(古書店)へ行ったり、違うことをしたり。
外歩きできなかったウサを晴らすかのごとく
読書をやめて屋外をほっつき歩きます。
2週間で20冊が私の読書ペースでした。
その内、10冊は図書館で借りた本を読むというルール。
新刊本(古書店で購入したものを含めて)を読んだ次は
蔵書本(既読本)を読むというルール。
2週間に5冊まで書物を購入できる計算です。
私の小遣いではこの冊数が限界でした。
図書館活用は小市民の知恵だと思っています。
また自宅では本を置けるスペースに限りがあります。
本棚から溢れた本は全て処分するという形です。
単行本を1冊購入すれば、単行本を1冊処分する。
文庫本を1冊購入すれば、文庫本を1冊処分する。
これはかなりの苦痛を伴います。
それ故、本を購入する時は、
ものすごく慎重に吟味しています。
娘の誕生以降は、暫くの間、
娘の人生を見守りたいという気持ちが強いです。
基本的には必要性のない読書を避けるようにしています。
余ったエネルギーをブログにぶつけています☆
以前、私の理想の住居の話で
「風呂につかりながら、富士山を眺めたい」
このように話をさせて頂きました。
もう1点あります。玄関開けたら2分でご飯。
間違えました。図書館です(笑)
あ、でも玄関先に図書館があるのも考えものですね。
勝手口開けたら、2分で図書館。
こっちにします。私の理想です☆
真雪さんのブログへはこちらからも飛べます。
私の大切なプロともさんです☆
月夜の青猫絵本箱
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